卒業生の声

大学院進学をめざすみなさんへ

【現所属】茨城県農業総合センター生物工学研究所 普通作育種研究室 主任研究員
田畑美奈子

  • 入学した動機
    私は、2000年4月から2006年3月まで、茨城県の研究所で研究員としてイネの研究をしていました。2006年4月より、農業改良普及センターに異動しましたが、筑波大学の先生から社会人大学院の存在を教えていただきました。私は、筑波大学の出身ではありませんでしたが、学びたいと思う者に対し広く門戸を開いている筑波大学に魅力を感じたのと、学位取得と自分のスキルアップを図りたいと思い、入学することに決めました。
  • 大学院での研究
    近年、地球温暖化により夏季の気温が上昇し、その影響で農作物に高温障害が多く発生することが国内外で問題となっています。私は、筑波大学大学院で、「イネの高温耐性に関する遺伝解析」をテーマにし研究に取り組みました。 農業技術センターの水田圃場や人工気象室でイネを栽培し、高温障害の発生程度を調査したり、研究室ではイネのDNA解析の実験を行って、高温耐性遺伝子を追求していきました。
  • 大学院での体験
    大学院生時に、自身が取り組んでいる研究内容について、国際作物学会でポスター発表をしたり、国内で開催される日本育種学会で講演しましたが、学会発表のための準備は勉強になり、また、講演会での発表やディスカッションはとても良い経験になりました。
  • 大学修了後の研究生活
    現在は、茨城県農業総合センター生物工学研究所の普通作育種研究室で主任研究員として水稲育種を担当しています。筑波大学大学院で学んだ事を活かし、米の生産者や消費者のニーズに合った優良品種を育成していきたいと思っています。
  • 筑波大学院で良かったこと
    一学生として教官から指導を受け、議論したことで、自分の考察力が養われたと感じています。また、20代の学生や外国人留学生との交流は新鮮で、大学院であればこそ得られた経験でした。筑波大学大学院に入って、社会人として仕事をしながらも研究に取り組み、学んだ事も多く、有意義な3年間でした。